モノのあり方

 6月最後の特別講義[みらいのデザイン]講師は、千葉工業大学で実際に教鞭をとられている山崎和彦教授。この特別講義[みらいのデザイン]の科目担当者でもあり、「Smile Experience」という考えで様々な企業とプロジェクトをされていたり、ここ何年かは様々なスタートアップをされているそうだ。

 

 講義の前半は山崎先生のポートフォリオを紹介していただき、どのようなものに関わっていたのかをお話いただいた。IBMに長くお勤めになられていたようで、「ThinkPad」というノートパソコンや「WatchPad」「ThinkPad TransNote」といったような、当時では先進的なプロダクトに携わっていたそうだ。

 

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 ↑ WatchPad

 

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 ↑ ThinkPad TransNote

 

 Appleの「Apple Watch」やWacomの「Smartpads」に近いアイデアというか、製品を2000年代初期に形にしていたということに非常に驚いた。

 

  講義の後半は「みらいのデザイナーになるための模索」ということで、山崎先生が今現在行っているものを中心に様々なデザインに関わることを教えていただいた。特に「スタートアップ」に関わることが多く、デザイナーのこれからのあり方を考えさせられる講義だった。

 

 

 

 

 

 山崎先生のポートフォリオ内の作品の解説を聞いている中で、自分なりの感じたというか、思ったことがある。

 それは、

“「今あるモノ」に新しい要素を加えて「そのモノのあり方」を変化させている”

ということである。そのことによって、今までのモノではあり得なかった新しい体験をデザインしているように思えた。

もしかしたら失礼になるかもしれないし、その当時としてはどうだったかはわからないが、非常に高度な技術を用いていたりするような印象は受けなかった。そのような中で、今までにはなかった体験を得ることができる製品を作られているということは非常に興味が湧いたというか、改めてデザインというものを考えさせられるきっかけになった。

 またその体験をデザインすること、エクスペリエンスデザインをもっと自分のものにできるように勉強しようと思った。